荷物選び

後悔のない荷物選び

免許合宿は自宅から離れた場所で行われ、入校したら基本的には帰宅することはできません。
そのため、忘れ物をしたからといって、気軽に取りに戻るわけにはいきません。
合宿体験をスムーズかつ快適にするためにも荷物の準備はしっかりと計画しましょう。

絶対に忘れてはいけない荷物

住民票

住民票は必ず持っていく必要があります。
また、住民票は本籍が記載されていて、本人のみの住民票であること。
さらには入校日を基準にして3ヶ月以内に発行されたものに限ります。
※本人確認書類と住民票の情報は一致していなくてはなりません。

本人確認書類

本人確認書類とは、自分の氏名・住所・生年月日などが明記されている公的な証明書類のことです。
例えば、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードなどが該当します。
また、すでに運転免許証を所持している人はそちらも本人確認書類として使用できます。

印鑑

必要書類に押印が必要となりますので、印鑑も必須です。
認印で問題はありませんが、ゴム印やシャチハタは不可となりますので気をつけましょう。

合宿の服装

運転のしやすい服装

動きを妨げない服装が基本です。
そのため、女性の場合はスカートよりもパンツスタイルがお勧めです。
また、靴も動きやすさを考えてスニーカーなどを選ぶようにしましょう。
アクセルやブレーキなど足元の操作が重要な車の運転では、サンダル、ハイヒール、ファッションブーツは不可とされる可能性が高いです。
合宿では毎日車の乗り降りや運転がありますので、ブカブカな服やヒラヒラした服は避け、動きやすく運転に支障がでない服装を心がけましょう。

季節への配慮

季節の配慮も大切です。
冬季に合宿免許に行く場合は上着などの防寒対策も必要となります。
また、風邪やインフルエンザの流行が心配な時期ですが、合宿中は相部屋、乗車中、講習など、他人との接触機会が増えます。
万が一、合宿中に体調を崩してしまうと、講習を欠席せざるをえなくなったり、本来の集中力が発揮できず、合宿が延長してしまう可能性があります。
念のためマスクを多めに持っていき、予防を考えることも必要かもしれません。

着替えの量

持っていく着替えの量については、宿泊施設にランドリーがあるかによっても変わります。
事前に確認をして4〜5日分を目安に持っていく枚数を考えるとよいでしょう。

合宿の必需品

筆記用具

試験や書類への記入に筆記用具が必要となります。
シャープペンシル、消しゴム、ボールペン、蛍光ペン、メモ帳、ノートなど、筆記用具は一式持っていくようにしましょう。

バッグ

旅行用の大きなバッグとは別に、宿泊施設から自動車学校への移動や、ちょっとしたお出かけの際に気軽に持ち歩けるバッグがあると重宝します。

保険証

本人確認書類として使えるのはもちろんですが、万が一ご病気になったときのために持参しておくと安心です。

メガネ・コンタクトレンズ

普段からメガネやコンタクトレンズを使用している場合は、必ず忘れないようにしましょう。
運転には一定の視力以上が求められるため、忘れてしまうと講習を受けられなくなってしまいます。

常備薬

普段から薬を常用している場合はもちろんですが、急な体調不良に見舞われたときのために、風邪薬や頭痛薬もあった方が良いかもしれません。
また、自炊や運動などで怪我をしたりする可能性があるため、絆創膏などもあると安心です。

お金

合宿費用とは別に仮免学科試験手数料1,700円/回と仮免交付手数料1,150円が別途必要になります。
また、夜食やおやつ、飲み物代や、ランドリーの使用料、延泊時の追加料金分など、少し多めに持っておくと安心して過ごせます。

生活を快適にする荷物

スマホの充電器

うっかり充電器を忘れてしまうと、スマホが操作できずに、必要な連絡が取れなくなったり、空き時間を退屈に過ごしてしまうことになります。
コンビニには大抵売っていますが、宿舎に近いとは限りませんので、必ず荷物に入れたかを確認しましょう。

お風呂セット

シャンプーやリンスなど宿泊施設にアメニティがついている場合も多いですが、肌に合わない可能性などを考えると、普段から利用している製品を持っていくと良いかもしれません。
また、歯ブラシ、歯磨き粉、洗顔料、髭剃りなども普段使用しているもののほうが安心できる場合は、一緒に持っていきましょう。

履き物

運転中はサンダルはNGですが、宿舎に戻ってから外出したりする時に運動靴を履くのは面倒です。
ちょっとした外出用にサンダルなどを持っていくと便利です。

ルームウェア

学校の宿舎の場合は浴衣やパジャマは用意されていませんので、自分で用意する必要があります。
ホテルプランであっても用意されているかは事前に確認するようにしましょう。

ゲーム・本

スマホがあれば代用が効くかもしれませんが、宿舎でのプライベートな時間や昼休みなどを退屈せずに過ごせるように準備しておくと良いです。
トランプやボードゲームなどは大人数でできるため、合宿中に仲良くなった友達と盛り上がれるかもしれません。

あると便利な荷物

延長コード・マルチコンセント

個室でも電気製品が多い場合や、相部屋で他の人が使っていてコンセントが足りない可能性があります。
スマホの充電など欠かせない場合もあるため、電源を確保する手段を持っておくと安心です。

ドライヤー

ドライヤーが備え付けられている宿舎もありますが、順番待ちや普段使っているものより風圧が弱くてなかなか乾かないこともありえます。
少し荷物にはなりますが普段使っているドライヤーを持っていくと、自室でも使えて、普段通りの風圧で乾かせるのでストレスがなく快適です。

爪切り

2週間からの合宿生活では爪を切りたいタイミングが出てくると思います。
普段から短く整えている人には、爪が長いことで気になって運転に集中ができないなんてこともありえますので、心配な人は持っていきましょう。

ティッシュ・ウェットティッシュ

ティッシュは備え付けがあるかもしれませんが、ない場合の方が多いと思います。
なにかにつけて使うことがあるティッシュなので持参すると不便なく過ごせるはずです。
また、乾いたティッシュでは拭き取れない汚れや、手の消毒などウェットティッシュもあるとさらに安心です。

折り畳み傘

雨の日に外出する可能性を考えると、折り畳み傘があると便利です。

合宿免許の成功のためには、適切な荷物の準備も大切なポイントです。
自宅ではないところに長期間滞在するわけなので、普段は何気なく使用しているものも、現地に行ったらなかったなんてことが起こります。
しっかりと必要なものをリストアップし、快適に楽しく過ごすためにも忘れ物がないように計画をしてみてください。